こんにちは。いしかわ観光特使のやすかです。
今回は、東京から金沢マラソンに挑戦する「片付けパパ」こと大村信夫さんが金沢で講座を開くというので、参加してきました。
片付けパパさんとは?
なんと、男性では珍しい整理収納アドバイザー1級の資格をお持ちです。
しかも、本業はサラリーマン。その傍ら「片付けパパ」として活動しているんです。
青森県生まれ静岡育ちの東京都在住
家電メーカー社員、共働きで3児の子育てパパ
男性では珍しい「整理収納アドバイザー1級」
会社から兼業を認められ「片付けパパ」として活動中。元々は片付けがとても苦手で、それが原因で,家族関係がギクシャク
それを解決しようと片付けの理論を習得して実践することで、
ものだけでなく、「心」や「思考」までも整理され、家族関係が良好になる。
片付けによって人生全体が好循環が生まれることを伝えるべく、全国各地で講演会やワークショップを開催。公式HPより引用
片付けで「心」や「思考」までも整理される
自身の経験を踏まえて、お話くださいました。
片付けをすると、時間的効果・経済的効果・精神的効果が生まれるというメリットあります。
この「ゆとり」って精神的な部分、大事ですよね。
常に片付いた家なら、いつでも人が呼べるという状態は理想。
テレビでは、収納にフォーカスされがちですが、片付けのうち訳は、整理が8割をしめ、収納してから維持するというサイクルが重要です。
自分の持てる範囲をしっかり把握することって大事なんですね。
印象に残ったのは、命の重さ
印象に残ったのは、お父さんのお話でした。
若くして急性白血病で他界されて、大村さん自身ほとんど記憶がない父親。
そんな父親が病室で生前に書き記していた日記を見つけて読んだときのことです。
病気のことを知って、まだやりたいことがたくさんあったのにと、無念な想いが記されていました。
それなのに、自分は何をしているんだろうと、頭を殴られた衝撃があったそうです。
探し物をしている時間を短くして、もっと楽しいことや学びや家族の時間に使おうと強く想ったそうです。
自身の経験から語られる言葉は説得力がありました。
片付けパパが親からもらったギフト
- 命とは時間であること
- 命を無駄にしないということは、時間を無駄にしないこと
- 自分以外の人のために自分の時間(命)を使うこと『使命』
こちらをきっかけに、片付けパパの使命は、ミツバチになること。
ミツバチは、いろいろな花をまわりながら、蜜を集めます。
同時に受粉を手助けているので、植物は花が咲き、実を付けることができるのです。
片付けパパさんは、たくさんの人に出会いながら、出会った人が自分らしい花を
咲かせたり、見つけたりする、ミツバチのような存在。
そして、そこからまた必要な人にご縁をつないでいくという大きな使命を持っています。
素晴らしいですね。
私の使命ってなんでしょう。
いろんな世代の架け橋になりたいな。
また考えておきます。
私の気づき
今回のセミナーで一番心に響いたことが、日野重明さんの言葉でした。
自分以外の人のために自分の時間(命)を使おうとすること
私の中では、
自分以外の人のために自分の時間を使っている=子育て
なんです。
初めての出産を経て、早11年。自分の時間をどれだけ使ってきたか、わかりません。
でも一番尊いことをしているんだということに、改めて気づきました。
そして、今も自分の時間がないと嘆いていた自分に反省です。
仕事もなかなか軌道に乗らないこともあって、こんなことしてていいのかな…なんて思うこともありましたが、それは違いますね。
人に尽くしすぎて、疲れてしまうこともありますが、こんな自分でもいいんだなと改めて思うのでした。
全然片付けとは違うところに感動したのですが、心温まる素敵な講座でした。
ありがとうございました。