日本酒好きが注目したい時期は春と秋!
地元の酒蔵が火入れしていない日本酒を販売する時期なのです。
そのなかでも今回は石川県のひやおろし事情についてです。
ひやおろしとは
毎年冬に醸造し、春に火入れ(加熱殺菌)して貯蔵した清酒。秋に2度目の火入れをするのが一般的ですが、火入れをせずに瓶詰めして出荷するものを「ひやおろし」と呼びます。
初しぼりとの違い
容量 初しぼりは300ml ひやおろしは720ml or 1800ml
初しぼりとの違い
初しぼりはその年の新酒、初めて絞ったお酒
ひやおろしはその年の新酒をひと夏寝かせて出荷するもの
味わい
新酒はフレッシュでピリピリとした炭酸があったりとげとげしいものも多い
ひやおろしは寝かせた分、まろやかで濃厚な味わいになるものが多く秋の味覚(さんまなど)と相性が良い
石川県は2021年9月3日(金)に「石川ひやおろし」解禁!
『石川県酒造組合連合会』では毎年9月9日の「重陽の節句」に合わせて石川ひやおろしを解禁していました。今年はちょっと早い解禁となっています。例年、一斉発売の日には飲み比べなどのイベントも開催されていたが、今年は自粛されました。
2021年のひやおろしは、売り切れが早かった
私は今回、予約するの忘れました。
宗玄の金沢営業所に買いに行ったのが9月6日。
すでに売り切れていたひやおろしもありました。
お店の方に聞くと、大手百貨店は週末には売り切れたとのこと。
数量も限定されるため、解禁日当日に買う人も多かったとか。来年は早めに予約したい。