こんばんは。たかいやすかです。
先日、仲島正教氏の講演会を聞きにいってきました
http://www2.bbweb-arena.com/naka602/index.html
当初は、町内の健全育成の担当は参加必須で、渋々参加。
しかし、話がすごい面白くて1時間半夢中で聴いていました。
子育てに役立つ内容もあったので、ご紹介します。
講演のタイトルは「あーよかったな あなたがいて ~優しさという温かい貯金~」
仲島さんは関西で教師を20年以上されていて、
今では教育サポーター として活動していらっしゃる方です。
過去の教師経験を踏まえて、うるっとくるエピソードも満載でした。
レジュメがHPでも公開されているので、ご紹介します。
- 「出会い」「気づき」「広がり」
- 人権を学ぶとは・・?
- 大人の姿を子どもはしっかりとみている。
- 優しい人に育てたい
- 背中に優しい言葉を
- 寝顔に優しい言葉を
- 子どもの心は「子ども銀行」
- 「10秒の愛」⇒「10分の愛」⇒「10年の愛」
- 体温ある言葉をたっぷりと
- 親や教師のピグマリオン効果
- オレ、自分のことが好きや!
- 夢は原動力!夢をあきらめないで♪
- つながりと感動のある生活を!
- あーよかったな あなたがいて。あーよかったな あなたといて。
私がぐっと来たお話
10秒の愛
愛されているという見えない絆で心が安定していく。
子どもって忙しいときに限って寄ってきませんか?
正直、面倒なんですよ、相手するの。
でも、10秒手を止めて見つめるだけ、じっと聞いてあげるだけ
そこに「笑顔」が生まれて、子どもは「つながり」を感じるのです。
10秒ぎゅっと抱きしめるだけでいい。
たかが10秒、されど10秒。
これ、日々の忙しさにかまけて、
毎日「早く~!!!」と叫ぶ私にとっては反省です。
今日は3人ぎゅっとするぞ!と思ったら、あっさり先に寝てしまいました。
けど、こっそりやろう。
寝顔に優しい言葉を
全然、抱きしめられなくても、寝顔に言葉をかけるだけで、心は通じるというエピソードも印象的でした。
シングルマザーの家庭の子のお話でしたが、
母子家庭で育った3人の高校生がタバコを吸って補導されました。
お母さんは夜に仕事をしているので、子どもが学校に行く頃に寝て、学校から帰るころには仕事に行ってしまうので、すれ違いの生活が続いていました。
お母さんが迎えにいったとき、2人の子はお母さんに対して冷たい態度だったのに、1人だけ「ごめんなさい」と泣いて誤ったそうです。そのお母さんに話を聞くと、夜中帰ってきて、子どもが寝ている部屋を開けて「ただいま。いつも起きてる時間に帰って来れなくてごめんね。いつもありがとう」と声をかけてから自分も寝ていたそうです。
起きていなくても、思いは通じる。ということなのです。
赤ちゃんのお世話をするときって、「おむつ替えますよ~」「お風呂にしましょうね」と声掛けしますよね。
これがいくつになっても有効なんだと実感したと、仲島さんが熱く語っておられました。
2つの曲「いのち」「あ~よかった」
この公演のタイトルの曲。
花花の「あーよかった」です。
一番よく聴いていた頃は、恋愛の歌と思っていましたが、
母親になって、改めて聴くと、また違う印象で聴くことができました。
そして、竹内まりあさんの「いのちの歌」。
事故で歩けなくなってしまった生徒さんが、パラリンピックの強化選手になるまで20年。
事故にあったときは「早く死にたい」と言っていたのに、
今は「あのとき死ななくてよかった。歩けなくなったときからまた人生が始まった。生きててよかった。」
という言葉を仲島さんにお話くださったエピソードなんて、泣かずにはいられませんでした。
最後に
やっぱり生の講演会を聞くのは、臨場感がありました。
びしびし伝わりますね。
仲島さんの講演はちらっとアップされていたので、参考にどうぞ。